6クリック以下で機能のエンゲージメントを測定

Patrick Hammond

Senior Solutions Consultant, Amplitude

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Posted on 11月 15, 2021

AmplitudeのEngagement Matrix(エンゲージメントマトリックス)を使用すると、ユーザーに最も人気のある機能や優先的に改善すべき機能を確認できます。

Patrick Hammondによる6クリック

プロダクトの機能のパフォーマンスについて疑問に思ったことはありませんか? プロダクトの新機能をリリースした後で、それを測定する方法について考えたことはないでしょうか? もう思いを巡らす必要はありません。 AmplitudeのEngagement Matrix(エンゲージメントマトリックス)を使用すると、機能のパフォーマンスと導入状況を簡単に測定できます。

エンゲージメントマトリックス

エンゲージメントマトリックスは、次の簡単なステップで構築します。 イベントモジュールで、チャートに含めたいイベントを選択してください。 イベントはプロダクトの中で発生するアクションです。多くの場合、特定の機能に紐付いています。 最大20件のイベントタイプを選択できますが、 Amplitudeのユーザーの多くは、すぐに使える既定のオプションの1つを使用すると、調査に役立つと感じています。

  • 「Top events」(上位イベント)は、プロジェクトのイベント合計順に上位50件のアクティブイベントを表示します。
  • 「Bottom events」(下位イベント)は、プロジェクトのイベント合計順に下位50件のアクティブイベントを表示します。
  • 「Top and bottom events」(上位および下位イベント)は、プロジェクトのイベント合計順に上位50件と下位50件のアクティブイベントを示し、頻度の高い機能と低い機能の使用状況を比較したマトリックスビューを提供します。

上位および下位ユーザーイベント

ここでは「Top and bottom events」を選択し、ユーザーが好む機能と好まない機能の全体像を見てみましょう。

機能のエンゲージメントの測定:エンゲージメントマトリックス

日次、週次、月次のアクティブユーザーの比較

マトリックスモジュールでは、エンゲージメントマトリックス分析をカスタマイズできるさまざまなオプションも用意されています。 まず結果の表示方法を、日次のアクティブユーザー数の割合、週次のアクティブユーザー数の割合、月次のアクティブユーザー数の割合の中から選択します。 このオプションを変更するには、希望に合わせて間隔を変更する必要があります。 例えば、間隔が月次に設定されている場合、月次のアクティブユーザーのみ表示できます。

日次アクティブユーザーの機能のエンゲージメント

機能のエンゲージメントの測定:日次アクティブユーザー

週次アクティブユーザーの機能のエンゲージメント

機能のエンゲージメントの測定:週次アクティブユーザー

月次アクティブユーザーの機能のエンゲージメント

機能のエンゲージメントの測定:月次アクティブユーザー

マトリックスモジュールでは、日付選択機能を使って分析の間隔と時間枠を設定することもできます。

イベントが発生した平均日数と時間の比較

次に、「Average Days Performed」(平均発生日数)または「Average Times Performed」(平均発生回数)を選択できます。 「Average Days Performed」では、Y軸に間隔の1単位当たりにイベントが発生した平均日数が表示されます。 なお、間隔を日次に設定して「Average Days Performed」を見ると、Y軸の最上部にイベントが集中する可能性が高いです。

月次アクティブユーザーの平均発生日数

機能のエンゲージメントの測定:平均発生日数

月次アクティブユーザーの平均発生回数

「Average Times Performed」では、Y軸に間隔の1単位当たりにイベントが発生した平均回数が表示されます。

機能のエンゲージメントの測定:平均発生回数

ユーザー数別の機能のパフォーマンス

エンゲージメントマトリックスの水色の線は、パフォーマンスに基づいて機能とイベントを相互に関連づけて分類するのに便利な方法です。 これを使って、注力すべきイベントや機能の優先順位を決めます。

ユーザー数が多い高頻度イベント

右上には、多数のユーザーが高頻度で行ったイベントが表示されます。 これらはプロダクトの中核的な機能やイベントである可能性が高く、多く人がプロダクトの利用時間の多くを費やしている行動を表しています。

機能のエンゲージメントの測定:多数のユーザーが高頻度で使用する機能

ユーザー数が少ない高頻度イベント

左上には、少数のユーザーが高頻度で行ったイベントが示されています。 これらは、少数のユーザーが高い価値を見出す有力な機能を表している可能性があります。 これらのデータポイントをマトリックスの右上の方に移動できるよう、この機能を改善し、他のユーザーが利用しやすくなる方法を検討します。

機能のエンゲージメントの測定:少数のユーザーが高頻度で使用する機能

ユーザー数が多い低頻度イベント

右下には、多数のユーザーが低頻度で行ったイベントが示されています。 これらは、多数のユーザーが有用と思う一方で、1、2回しか使用しない機能である可能性があります。 また、すべてのユーザーが最低1回は行う1度きりのイベントかもしれません。 たとえば、アカウントの作成やオンボーディングチュートリアルの完了などです。

機能のエンゲージメントの測定:多数のユーザーが低頻度で使用する機能

ユーザー数が少ない低頻度イベント

最後に、左下には少数のユーザーが低頻度で実施するイベントが示されています。 これらは、改善や廃止をすべきイベントまたは機能です。

機能のエンゲージメントの測定:少数のユーザーが低頻度で使用する機能

機能の導入状況の改善

これで機能の導入状況を効果的に測定できました。改善を行うには何ができるでしょうか? パフォーマンスの低い一部の機能は、廃止して良いかもしれません。 中間に位置する機能については、右上に移動できるよう対策を繰り返し行いましょう。 そうすることで時間効率が上がり、ユーザーエンゲージメントがはるかに短期間で改善されます。

以上、ワンクリックでパフォーマンスが最も高い機能、改善の余地がある機能を見極める方法をご紹介しました。 さらにあと数回クリックすると何ができるか想像してみてください。 Amplitudeのデモでエンゲージメントマトリックスレポートをぜひお試しください。また、amplitude.com/6clicksでは他の6クリック戦略もご紹介していますのでご覧ください。

Patrick Hammond

Patrick Hammond is a solution consultant and product specialist with over 12 years of business intelligence and product analytics experience. His passion is helping customers solve business challenges with data insights.

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